画像生成ソフト、ここ最近で一気に増えましたね。AI加工された人物画像がたくさんアップされてて、「あれ、この人こんな顔だったっけ。あ、AI加工のやつか」みたいなこともしばしば。
SeeQではお客様のこだわりのイラストを拝見して、日々スタッフ一同、勉強させていただいております。
今回は、こだわりがある、というと語弊がある仕上がりにはなりますが、AI画像生成ソフトを用いて実際に画像を生成してみました。
使用したソフトは「ChatGPT」でも話題のOpenAiの【DALL·E 2】を使用。
使用方法はテキストボックスに生成したい画像を入力して[Genelate]を押すだけ。簡単ですね。
試しにオススメの言葉として表示された[A 3D render of an astronaut walking in a green desert(緑の砂漠を歩く宇宙飛行士の 3D レンダリング)]で生成。
確かにその通りな画像ですね。すごい!!
:色々試してみました。
[“I drew an abstract oil painting of a lemon in a red room with a view of the sea.”]
「海の見える赤い部屋でレモンの抽象的な油絵を描きました。」
で生成したのが、こちら↓
すごい。。。続いて、
[“an oil painting a samurai fights money”]
「お金で戦う侍の油画」
こちらはちょっと言葉足らずだったこともありますが、意図に反し面白い画像が生成できました。
ポイントとしては、割と細かい部分まで設定してあげることで、表現したい内容に近づけることができるみたいです。
まず、表現方法について。[photo][pixel art ][crayon drawing][a cartoon][3d lender]など、大きな設定がここで決まるので、とても重要です。
上記に加えて、どこに、だれが、どのようにみたいな部分を設定していけば大枠として外れることは無いようです。
例えばクレヨンのサンプルとして、
[two pugs in the purple room , crayon drawing]
↓
確かに。その通りな画像が生成されました。
同じ言葉でも都度、生成される画像は異なるので複数回試してみるのもありかと。
:SeeQでは、使用可能?
さて、ここからが重要です。
気になる著作権について、制作元のOpenAIは、制作した画像は商用利用も許可するとのことでした。太っ腹ですね。
なお、このソフトで生成された画像は自身の著作物として所持することは認められておらず、作成されたキャラクターや画像が盗用されても仕方がない。という点は理解しておかなければいけません。
SeeQにてプリントするデザインに[DALL·E 2]を用いることは、使用上問題ありません。なお、カルチャー的に頻発するパクリかサンプリングかという議論は残りますので、内容によっては、やはりお断りするデザインもありますので、ご了承をお願いいたします。
:結局、どんな時に使えるの?
まとめに入ります。
今後、人が作った作品なのか、AIが自動生成した作品なのか、より区別が付きにくい時代に突入していくのを感じました。
もちろん個人としては、人が作った「こだわりのある作品」が好きです。
ただ、頭の中をイメージした内容が完璧と言わないまでも瞬時に再現できる世界線は非常に魅力的です。
今のところ重要なのは、人が作成したデザイン・AIが自動生成したデザインでしっかりと線引きを行うことが大事だと思います。
その中でも、自動生成した画像の使いどころとしては、「フライヤーの背景」「PR用のサンプル制作」など、プロモーションを迅速に行いたいシーン、ただこだわりが表現されていない画像も使いたくない。こういったタイミングで大きく役に立つのではないかと思いました。
以上、SeeQの森が、Open AIの自動生成ソフト、DALL・E2を使用した結果でした!
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